Arbitrumをやってみたいけれど、やり方が分からないので教えて欲しい!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・Arbitrumとは? ・Arbitrumの使い方
Arbitrumをやってみたいけれど、どのように始めるか気になりませんか?
本記事では、Arbitrumのやり方をお伝えいたします。
それでは、さっそく本文にまいりましょう!
もくじ
Arbitrumとは?
Arbitrumは以下目的のために開発されたレイヤー2(L2)技術です。
- イーサリアムのネットワーク手数料(ガス代)を下げる
- 低下するネットワークの処理速度の改善
レイヤー1と呼ばれるのがイーサリアムで2階層目にあるのがレイヤー2のArbitrumです。
イーサリアムの技術は様々なプロジェクトに活用されているため、手数料が高くなってしまいます。
レイヤー2のArbitrumを活用すれば、イーサリアムと同じ仕組みでガス代が安くなります。
Arbitrumのやり方
Arbitrumのやり方を1つずつ見ていきたいと思います。
国内取引所からメタマスクへETHを送金
国内取引所からメタマスクへETHを送金する方法ですが、以下記事をご参考ください。
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【初心者向け】MetaMask(メタマスク)の使い方を解説
続きを見る
Arbitrumのネットワーク設定
ブリッジする前にArbitrumのネットワーク設定が必要なので、MetaMaskのカスタム設定から以下ネットワーク情報を追加してください。
ネットワーク名:Arb1 RPC URL:https://arb1.arbitrum.io/rpc チェーン ID:42161 通貨記号:AETH ブロック エクスプローラーの URL:https://arbiscan.io
MetaMaskとArbitrumを連携してブリッジ
MetaMaskとArbitrumと接続してブリッジをします。
- Arbitrumのブリッジサイトへ移動しMetaMaskと連携
- Enter Amount Hereにレイヤー1からレイヤー2に変更したい金額をインプット
- Depositボタンをクリックし、MetaMaskが起動したら承認
- Layer 2 Balanceに送金されたらブリッジ完了
なお、このブリッジはレイヤー1からの移行となり、ブリッジのガス代はレイヤー1使用時と同程度の金額なので注意ください。
Arbitrumからイーサリアムに戻すには、上をLayer 2 Balanceに下をLayer 1 Balanceに設定し、数量を決めてブリッジします。
Arbitrumからイーサリアムへ戻すときは最大7日間かかるので、注意してブリッジする数量を決めてください。
ブリッジする数量を決めたらWithdrawを押してネットワークを切り替えます。
MetaMaskが起動し、確認ボタンを押せばブリッジして戻せます。
その他サービスで使用をする(例:Uniswapで入手したETHをUSDCにスワップ)
次にArbitrumのネットワークを使って、その他サービスを使用してみます。今回はUniswapにて、入手したETHをUSDCにスワップします。
- Uniswapにアクセスし、右上のネットワークを選択からArbitrumを選択
- Swapをクリック。今回はETHからUSDCへスワップするので、上段はSelect a tokenからETHを選択
下段はUSDCを選択し、Swapをクリック - Confirm Swapをクリック。MetaMaskが起動後、承認して完了
まとめ
Arbitrumのやり方をお伝えしました。Arbitrumをはじめとしたレイヤー2(L2)の利用は今後拡大が予想されますので、ぜひ活用していきましょう。